東京都の市区町村の中で、就業率が最も高い地域は東京都 青ヶ島村(88.51%)です。
上位には、県内の中核市や産業集積地など、就業率が高い自治体が並んでいます。

東京都内63市区町村の就業率を比較すると、東京都内市区町村の就業率の平均は52.67%で、全国平均(53.25%)を下回っています。1位は東京都 青ヶ島村(88.51%)で、全国平均を上回る自治体は県内では13件と、全体の4分の1未満です。。
就業率と働き世代人口率、昼夜間人口比率をあわせると、通勤・通学の流入も含めた地域の活動人口が見えてきます。
詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

東京都の就業率ランキングの見方

東京都の市区町村を対象とした就業率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、労働参加の実態と全国平均との差、産業構造や年齢構成の影響に注目できます。

就業率が高い地域

上位には、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

就業率が低い地域

下位には、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい町村や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、就業率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

東京都の就業率ランキング概要

就業者数と15歳以上人口から求めた就業率を比較することで、地域ごとの労働参加の違いを確認できます。

就業率は、就業者数 ÷ 15歳以上人口 × 100で求めます。ランキング表の左側には就業者数、右側の数値は就業率(%)です。

東京都内の市区町村の就業率の平均は52.67%です。

一方全国平均は53.25%となっています。

全63市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は13件でした。

県内平均を上回る市区町村は、労働参加が相対的に活発で、地域経済の基盤が厚い傾向があります。

上位では青ヶ島村利島村小笠原村御蔵島村神津島村などが入り、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では日の出町豊島区武蔵村山市新宿区港区などが入り、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい都市部や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域など、就業率が低い傾向が並びやすくなります。

東京都は、八王子市、町田市、府中市などの主要都市と町村部で就業率の水準が異なります。都市部では産業集積の影響が強く、町村部では高齢化や若年層流出の影響が順位に表れやすい傾向があります。

※比較単位を揃えるため、東京都特別区部は除外し、東京23区は各区を個別に掲載しています。
※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

東京都の就業率ランキング結果

※棒グラフは東京都内で最も就業率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 青ヶ島村 就業者数 131人 88.51%
    88.51%
  2. 2位 利島村 就業者数 235人 84.84%
    84.84%
  3. 3位 小笠原村 就業者数 2,110人 84.00%
    84.00%
  4. 4位 御蔵島村 就業者数 214人 81.37%
    81.37%
  5. 5位 神津島村 就業者数 1,065人 67.36%
    67.36%
  6. 6位 新島村 就業者数 1,402人 64.64%
    64.64%
  7. 7位 三宅村 就業者数 1,278人 62.49%
    62.49%
  8. 8位 八丈町 就業者数 3,700人 59.52%
    59.52%
  9. 9位 大島町 就業者数 3,682人 57.60%
    57.60%
  10. 10位 中央区 就業者数 82,365人 56.45%
    56.45%
  11. 11位 品川区 就業者数 197,843人 56.17%
    56.17%
  12. 12位 大田区 就業者数 347,458人 54.50%
    54.50%
  13. 13位 文京区 就業者数 104,736人 53.76%
    53.76%
  14. 14位 墨田区 就業者数 129,177人 53.00%
    53.00%
  15. 15位 稲城市 就業者数 41,473人 52.99%
    52.99%
  16. 16位 狛江市 就業者数 38,379人 52.82%
    52.82%
  17. 17位 あきる野市 就業者数 35,245人 52.65%
    52.65%
  18. 18位 府中市 就業者数 116,895人 52.57%
    52.57%
  19. 19位 瑞穂町 就業者数 14,736人 52.39%
    52.39%
  20. 20位 昭島市 就業者数 51,700人 52.25%
    52.25%
  21. 21位 江東区 就業者数 235,716人 52.18%
    52.18%
  22. 22位 国立市 就業者数 34,246人 51.69%
    51.69%
  23. 23位 江戸川区 就業者数 304,611人 51.18%
    51.18%
  24. 24位 小金井市 就業者数 54,114人 51.01%
    51.01%
  25. 25位 武蔵野市 就業者数 64,433人 50.72%
    50.72%
  26. 26位 杉並区 就業者数 252,172人 50.67%
    50.67%
  27. 27位 羽村市 就業者数 24,077人 50.61%
    50.61%
  28. 28位 練馬区 就業者数 321,730人 50.43%
    50.43%
  29. 28位 国分寺市 就業者数 54,775人 50.43%
    50.43%
  30. 30位 東大和市 就業者数 36,767人 50.41%
    50.41%
  31. 31位 三鷹市 就業者数 82,769人 50.27%
    50.27%
  32. 32位 荒川区 就業者数 96,095人 50.16%
    50.16%
  33. 32位 檜原村 就業者数 935人 50.16%
    50.16%
  34. 34位 調布市 就業者数 101,989人 50.10%
    50.10%
  35. 35位 千代田区 就業者数 28,554人 49.77%
    49.77%
  36. 36位 西東京市 就業者数 88,162人 49.70%
    49.70%
  37. 37位 多摩市 就業者数 64,407人 49.47%
    49.47%
  38. 38位 特別区部 就業者数 4,130,402人 49.44%
    49.44%
  39. 39位 葛飾区 就業者数 196,619人 49.42%
    49.42%
  40. 40位 町田市 就業者数 182,372人 49.34%
    49.34%
  41. 41位 日野市 就業者数 78,657人 48.96%
    48.96%
  42. 42位 東村山市 就業者数 64,094人 48.91%
    48.91%
  43. 43位 台東区 就業者数 91,690人 48.14%
    48.14%
  44. 44位 八王子市 就業者数 239,245人 48.00%
    48.00%
  45. 45位 東久留米市 就業者数 47,834人 47.77%
    47.77%
  46. 46位 渋谷区 就業者数 93,289人 47.71%
    47.71%
  47. 47位 小平市 就業者数 79,225人 47.52%
    47.52%
  48. 48位 世田谷区 就業者数 393,362人 47.47%
    47.47%
  49. 49位 青梅市 就業者数 56,528人 47.42%
    47.42%
  50. 50位 板橋区 就業者数 236,641人 47.27%
    47.27%
  51. 51位 北区 就業者数 149,931人 47.25%
    47.25%
  52. 52位 中野区 就業者数 140,355人 47.20%
    47.20%
  53. 53位 立川市 就業者数 75,750人 46.91%
    46.91%
  54. 54位 清瀬市 就業者数 30,752人 46.89%
    46.89%
  55. 55位 福生市 就業者数 23,186人 46.42%
    46.42%
  56. 56位 目黒区 就業者数 117,056人 46.32%
    46.32%
  57. 57位 足立区 就業者数 273,858人 46.06%
    46.06%
  58. 58位 奥多摩町 就業者数 1,994人 45.24%
    45.24%
  59. 59位 日の出町 就業者数 6,561人 44.84%
    44.84%
  60. 60位 豊島区 就業者数 120,701人 44.77%
    44.77%
  61. 61位 武蔵村山市 就業者数 26,787人 44.27%
    44.27%
  62. 62位 新宿区 就業者数 123,796人 43.17%
    43.17%
  63. 63位 港区 就業者数 92,647人 42.61%
    42.61%

棒グラフを見ると、就業率は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。東京都内の上位平均(おおむね81.22)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

東京都の市区町村 就業率推移

東京都の市区町村(ランキング対象)における就業率と就業者数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

就業率 就業者数
2020年度 49.47% -0.44pt 5,962,306 +103,347
2015年度 49.91% -2.41pt 5,858,959 -153,577
2010年度 52.32% -1.50pt 6,012,536 +97,003
2005年度 53.82% -4.30pt 5,915,533 -242,844
2000年度 58.12% 6,158,377 -151,321
1995年度 6,309,698 +25,637
1990年度 6,284,061 +278,576
1985年度 6,005,485 +333,470
1980年度 5,672,015
全国の市区町村の就業率推移グラフ

就業率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における就業率の平均は53.25%です。

上位には、雇用の集積がある市や産業・サービス業の基盤が厚い地域など、就業率が高い自治体が多く見られます。働き世代人口率が高くても就業率が低い地域では、労働参加の実態に差があることが分かります。

一方で下位には、高齢化が進む中山間地域や小規模町村が並び、高齢者の非労働力人口の増加が就業率を押し下げやすくなります。

就業率と働き世代人口率・昼夜間人口比率をあわせると、県内の活動人口と労働参加の実態まで把握できます。