奈良県の市区町村の中で、外国人人口率が最も高い地域は奈良県 安堵町(2.81%)です。
上位には、外国人住民の受け入れや就労が進む県内の市が並んでいます。

奈良県内39市区町村の外国人人口率を比較すると、奈良県内市区町村の外国人人口率の平均は0.91%で、全国平均(1.90%)を下回っています。1位は奈良県 安堵町(2.81%)で、全国平均を上回る自治体は県内では2件のみで、ごく少数にとどまります。。
外国人人口率は就業率や昼夜間人口比率とあわせると、就労や昼間活動との関係まで読み解けます。
詳しい意味や計算方法は、外国人人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

奈良県の外国人人口率ランキングの見方

奈良県の市区町村を対象とした外国人人口率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、外国人住民の受け入れ状況と全国平均との差、産業構造との関係に注目できます。

外国人人口率が高い地域

上位には、製造業やサービス業への就労受け入れが進む市や、外国人住民の割合が相対的に高い自治体が並びやすい傾向があります。

外国人人口率が低い地域

下位には、外国人住民の絶対数が少ない小規模町村や、県内でも国際化の度合いが低い地域が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、外国人人口率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

奈良県の外国人人口率ランキング概要

外国人人口と総人口から求めた外国人人口率を比較することで、地域ごとの外国人住民の割合の違いを確認できます。

外国人人口率は、外国人人口 ÷ 総人口 × 100で求めます。外国人人口は国勢調査の総人口のうち外国国籍を有する者の数です。ランキング表の左側には外国人人口、右側の数値は外国人人口率(%)です。

奈良県内の市区町村の外国人人口率の平均は0.91%です。

一方全国平均は1.90%となっています。

全39市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は2件でした。

県内平均を上回る市区町村は、外国人住民の割合が相対的に高く、国際化や就労受け入れが進む傾向があります。

上位では安堵町川西町野迫川村東吉野村三宅町などが入り、製造業やサービス業への就労受け入れが進む市や、外国人住民の割合が相対的に高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では広陵町明日香村上北山村高取町天川村などが入り、外国人住民の絶対数が少ない小規模町村や、県内でも国際化の度合いが低い地域が並びやすくなります。

奈良県は、奈良市、橿原市、生駒市などの主要都市と町村部で外国人人口率の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、外国人人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

奈良県の外国人人口率ランキング結果

※棒グラフは奈良県内で最も外国人人口率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 安堵町 外国人人口 203人 2.81%
    2.81%
  2. 2位 川西町 外国人人口 157人 1.92%
    1.92%
  3. 3位 野迫川村 外国人人口 6人 1.68%
    1.68%
  4. 4位 東吉野村 外国人人口 22人 1.46%
    1.46%
  5. 5位 三宅町 外国人人口 83人 1.29%
    1.29%
  6. 6位 大淀町 外国人人口 207人 1.24%
    1.24%
  7. 7位 天理市 外国人人口 740人 1.16%
    1.16%
  8. 7位 曽爾村 外国人人口 15人 1.16%
    1.16%
  9. 9位 川上村 外国人人口 13人 1.12%
    1.12%
  10. 10位 御所市 外国人人口 266人 1.10%
    1.10%
  11. 11位 桜井市 外国人人口 597人 1.09%
    1.09%
  12. 12位 山添村 外国人人口 34人 1.05%
    1.05%
  13. 13位 生駒市 外国人人口 1,213人 1.04%
    1.04%
  14. 13位 吉野町 外国人人口 65人 1.04%
    1.04%
  15. 15位 五條市 外国人人口 280人 1.00%
    1.00%
  16. 16位 黒滝村 外国人人口 6人 0.96%
    0.96%
  17. 17位 葛城市 外国人人口 349人 0.95%
    0.95%
  18. 18位 下北山村 外国人人口 7人 0.93%
    0.93%
  19. 19位 奈良市 外国人人口 3,047人 0.86%
    0.86%
  20. 19位 大和高田市 外国人人口 532人 0.86%
    0.86%
  21. 21位 宇陀市 外国人人口 238人 0.85%
    0.85%
  22. 22位 王寺町 外国人人口 195人 0.81%
    0.81%
  23. 23位 大和郡山市 外国人人口 666人 0.80%
    0.80%
  24. 24位 橿原市 外国人人口 904人 0.75%
    0.75%
  25. 25位 下市町 外国人人口 37人 0.73%
    0.73%
  26. 26位 田原本町 外国人人口 208人 0.67%
    0.67%
  27. 27位 斑鳩町 外国人人口 181人 0.66%
    0.66%
  28. 28位 香芝市 外国人人口 508人 0.65%
    0.65%
  29. 28位 河合町 外国人人口 111人 0.65%
    0.65%
  30. 30位 三郷町 外国人人口 148人 0.64%
    0.64%
  31. 31位 上牧町 外国人人口 137人 0.63%
    0.63%
  32. 32位 御杖村 外国人人口 9人 0.61%
    0.61%
  33. 33位 十津川村 外国人人口 18人 0.59%
    0.59%
  34. 34位 平群町 外国人人口 99人 0.55%
    0.55%
  35. 35位 広陵町 外国人人口 178人 0.53%
    0.53%
  36. 36位 明日香村 外国人人口 15人 0.29%
    0.29%
  37. 37位 上北山村 外国人人口 1人 0.23%
    0.23%
  38. 38位 高取町 外国人人口 9人 0.13%
    0.13%
  39. 39位 天川村 外国人人口 1人 0.09%
    0.09%

棒グラフを見ると、外国人人口率は上位の一部自治体で高く、それ以降は緩やかに低下していく分布となっています。奈良県内でも特定の地域で相対的に高い数値が出やすい一方で、多くの自治体では中位〜下位に分布が広がっています。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

奈良県の市区町村 外国人人口率推移

奈良県の市区町村(ランキング対象)における外国人人口率と外国人人口が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

外国人人口率 外国人人口
2020年度 0.87% +0.23pt 11,505 +2,779
2015年度 0.64% -0.02pt 8,726 -529
2010年度 0.66% +0.04pt 9,255 +407
2005年度 0.62% +0.03pt 8,848 +405
2000年度 0.59% +0.02pt 8,443 +342
1995年度 0.57% +0.06pt 8,101 +1,064
1990年度 0.51% +0.03pt 7,037 +794
1985年度 0.48% -0.01pt 6,243 +351
1980年度 0.49% 5,892
全国の市区町村の外国人人口率推移グラフ

外国人人口率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における外国人人口率の平均は1.90%です。

上位には、製造業やサービス業への就労需要がある市や、外国人住民の受け入れが進む自治体が多く見られます。県内の中核市では、産業構造と外国人人口率の関係が読み取りやすい傾向があります。

一方で下位には、外国人住民の絶対数が少ない小規模町村が並びます。率の高低だけでなく、総人口や就業率との組み合わせで実態を確認することが重要です。

外国人人口率は就業率や昼夜間人口比率とあわせると、県内の就労受け入れと昼間活動の関係まで読み解けます。