奈良県の市区町村の中で、働き世代人口率が最も高い地域は奈良県 天理市(60.10%)です。
上位には、県内の中核市や現役世代の比重が大きい自治体が並んでいます。

奈良県内39市区町村の働き世代人口率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は50.35%、奈良県全体は55.70%で、全国平均(60.10%)を下回っています。1位は奈良県 天理市(60.10%)で、全国平均を上回る自治体は県内では見られません。。
働き世代人口率が高くても、総人口が少なければ地域の支え手は限られます。総人口や高齢化率、老年人口指数もあわせて確認してください。
詳しい意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

奈良県の働き世代人口率ランキングの見方

奈良県の市区町村を対象とした働き世代人口率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、現役世代の厚みと高齢化の進み方のバランス、全国平均との差に注目すると地域の実態が見えてきます。

働き世代が厚い地域

上位には、県内の中核市や産業集積地など、現役世代の割合が相対的に高い自治体が並びやすい傾向があります。

働き手が薄くなる地域

下位には、若年層の流出と高齢化が進み、働き世代の割合が低い中山間地域や小規模な町村が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

奈良県の働き世代人口率ランキング概要

働き世代人口率とは、15〜64歳の人口(働き世代人口)が総人口に占める割合です。 働き手となる世代の厚みを示す指標で、数値が高いほど現役世代の割合が相対的に大きい地域といえます。

奈良県全体は55.70%、全国平均は60.10%です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代の割合が相対的に厚く、社会保障や税の支え手が比較的充実している傾向があります。

全39市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は9件、全国平均を上回る市区町村は0件でした。

上位では天理市香芝市広陵町大和高田市橿原市などが入り、県内の中核市や産業集積地など、現役世代の割合が相対的に高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では天川村川上村黒滝村東吉野村御杖村などが入り、若年層の流出と高齢化が進み、働き世代の割合が低い中山間地域や小規模な町村が並びやすくなります。

奈良県は、奈良市、橿原市、生駒市などの主要都市と町村部で働き世代人口率の水準が異なります。都市部では雇用機会の集積により現役世代が厚くなりやすく、町村部では若年層流出の影響が強く出やすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

奈良県の働き世代人口率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 天理市 総人口 63,889人 60.10%
    働き世代 60.06% 年少 12.05% 老年 26.42% 年齢不詳 1.47%
  2. 2位 香芝市 総人口 78,113人 60.00%
    働き世代 59.98% 年少 15.26% 老年 23.59% 年齢不詳 1.16%
  3. 3位 広陵町 総人口 33,810人 58.60%
    働き世代 58.65% 年少 14.73% 老年 26.17% 年齢不詳 0.45%
  4. 4位 大和高田市 総人口 61,744人 58.20%
    働き世代 58.18% 年少 9.68% 老年 31.29% 年齢不詳 0.85%
  5. 5位 橿原市 総人口 120,922人 57.60%
    働き世代 57.62% 年少 11.92% 老年 28.53% 年齢不詳 1.93%
  6. 6位 生駒市 総人口 116,675人 56.90%
    働き世代 56.87% 年少 13.76% 老年 28.65% 年齢不詳 0.72%
  7. 7位 葛城市 総人口 36,832人 56.50%
    働き世代 56.46% 年少 15.23% 老年 28.07% 年齢不詳 0.24%
  8. 8位 王寺町 総人口 24,043人 56.30%
    働き世代 56.26% 年少 14.59% 老年 28.01% 年齢不詳 1.14%
  9. 9位 桜井市 総人口 54,857人 55.90%
    働き世代 55.90% 年少 11.54% 老年 31.88% 年齢不詳 0.68%
  10. 10位 奈良市 総人口 354,630人 55.70%
    働き世代 55.74% 年少 11.20% 老年 31.08% 年齢不詳 1.98%
  11. 11位 田原本町 総人口 31,177人 55.40%
    働き世代 55.40% 年少 11.79% 老年 31.94% 年齢不詳 0.86%
  12. 11位 大淀町 総人口 16,728人 55.40%
    働き世代 55.36% 年少 9.81% 老年 34.58% 年齢不詳 0.25%
  13. 13位 斑鳩町 総人口 27,587人 55.20%
    働き世代 55.18% 年少 13.89% 老年 30.42% 年齢不詳 0.51%
  14. 14位 三郷町 総人口 23,219人 55.00%
    働き世代 55.04% 年少 11.99% 老年 32.43% 年齢不詳 0.54%
  15. 15位 安堵町 総人口 7,225人 54.90%
    働き世代 54.89% 年少 9.00% 老年 35.21% 年齢不詳 0.90%
  16. 16位 大和郡山市 総人口 83,285人 54.80%
    働き世代 54.85% 年少 10.86% 老年 32.78% 年齢不詳 1.51%
  17. 17位 上牧町 総人口 21,714人 54.50%
    働き世代 54.46% 年少 9.69% 老年 35.84%
  18. 18位 三宅町 総人口 6,439人 54.00%
    働き世代 53.97% 年少 9.82% 老年 36.19% 年齢不詳 0.03%
  19. 19位 川西町 総人口 8,167人 53.40%
    働き世代 53.39% 年少 11.98% 老年 34.39% 年齢不詳 0.24%
  20. 20位 平群町 総人口 18,009人 51.00%
    働き世代 50.96% 年少 10.08% 老年 38.69% 年齢不詳 0.27%
  21. 21位 河合町 総人口 17,018人 50.80%
    働き世代 50.82% 年少 10.07% 老年 38.63% 年齢不詳 0.48%
  22. 22位 御所市 総人口 24,096人 50.10%
    働き世代 50.11% 年少 7.65% 老年 41.92% 年齢不詳 0.32%
  23. 23位 十津川村 総人口 3,061人 49.90%
    働き世代 49.85% 年少 7.51% 老年 42.63%
  24. 24位 高取町 総人口 6,729人 49.10%
    働き世代 49.10% 年少 9.07% 老年 41.34% 年齢不詳 0.49%
  25. 25位 宇陀市 総人口 28,121人 49.00%
    働き世代 48.97% 年少 8.82% 老年 41.94% 年齢不詳 0.27%
  26. 26位 明日香村 総人口 5,179人 48.60%
    働き世代 48.60% 年少 10.16% 老年 41.15% 年齢不詳 0.10%
  27. 27位 五條市 総人口 27,927人 47.60%
    働き世代 47.61% 年少 7.34% 老年 37.10% 年齢不詳 7.96%
  28. 28位 下市町 総人口 5,037人 46.70%
    働き世代 46.71% 年少 6.45% 老年 46.83%
  29. 29位 野迫川村 総人口 357人 45.90%
    働き世代 45.94% 年少 3.36% 老年 50.42% 年齢不詳 0.28%
  30. 30位 上北山村 総人口 444人 44.80%
    働き世代 44.82% 年少 3.38% 老年 51.80%
  31. 31位 下北山村 総人口 753人 44.40%
    働き世代 44.36% 年少 7.04% 老年 48.61%
  32. 32位 山添村 総人口 3,226人 43.40%
    働き世代 43.43% 年少 7.90% 老年 48.26% 年齢不詳 0.40%
  33. 33位 吉野町 総人口 6,229人 42.10%
    働き世代 42.06% 年少 5.99% 老年 51.95%
  34. 34位 曽爾村 総人口 1,295人 41.90%
    働き世代 41.85% 年少 6.56% 老年 51.58%
  35. 35位 天川村 総人口 1,176人 41.00%
    働き世代 40.99% 年少 8.16% 老年 50.85%
  36. 36位 川上村 総人口 1,156人 38.40%
    働き世代 38.41% 年少 5.97% 老年 55.54% 年齢不詳 0.09%
  37. 37位 黒滝村 総人口 623人 37.90%
    働き世代 37.88% 年少 6.90% 老年 55.22%
  38. 38位 東吉野村 総人口 1,502人 36.50%
    働き世代 36.48% 年少 5.19% 老年 58.26% 年齢不詳 0.07%
  39. 39位 御杖村 総人口 1,479人 36.10%
    働き世代 36.11% 年少 3.38% 老年 60.24% 年齢不詳 0.27%

棒グラフを見ると、働き世代人口率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。奈良県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

奈良県の市区町村 働き世代人口率推移

奈良県の市区町村(ランキング対象)における働き世代人口率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

働き世代人口率
2020年度 27.80% -1.40pt
2015年度 29.20% -2.00pt
2010年度 31.20% -1.80pt
2005年度 33.00% -1.20pt
2000年度 34.20% -0.70pt
1995年度 34.90% +0.10pt
1990年度 34.80% +0.90pt
1985年度 33.90% +0.60pt
1980年度 33.30%
全国の市区町村の働き世代人口率推移グラフ

働き世代人口率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における働き世代人口率の平均は57.81%です。

上位には、県内の中核市や産業・雇用の集積がある地域など、働き世代の割合が高い自治体が多く見られます。県内の経済活動の中心と、年齢構成の現役世代の厚みが対応しやすい傾向があります。

一方で下位には、若年層の流出と高齢化が進む町村が並び、働き手世代の薄さが指標に表れやすくなります。働き世代人口率が低い地域では、医療・介護需要とのバランスにも留意が必要です。

働き世代人口率と総人口・高齢化率・老年人口指数をあわせると、県内の労働力と社会保障負担の実態をより正確に把握できます。